先輩インタビュー 【営業 定政】

photo 営業本部第一営業部
コミック営業グループ
マネージャー 定政秀和
1997年入社

豊国印刷入社の経緯

入社の動機は今だから言えますが(笑)、「豊国印刷」という会社を見ていたというよりは「講談社のグループ会社」だから入社した、というところでしょうか。やはり大企業グループとしての安定感を感じましたね。もちろん本も大好きだったので、出版に関わる仕事に就きたいとは思っていました。

入社当初はDTP(デスクトップパブリッシング=パソコン上でデータを作成・組み合わせ印刷物にするための編集作業を行うこと)オペレーターをやっていました。約5年間オペレーション業務を経験しましたが、この短期間の中でもOSやソフトが次々に「進化」していきました。改めてそのスピード感に驚いています。

営業のおもしろさ

入社6年目より営業部へ異動になりました。異動の内示が出たときには正直に言って、「エー!!」という驚きの気持ちでしたね。DTPオペレーターとして、カラーなどの新しい仕事にも取り組み、制作することのおもしろさを感じている時期でしたからなおさらですね。でも、新しいことにチャレンジしていくのは悪いことじゃない、そうやって自分に言い聞かせて新たな気持ちで営業に取り組みました(笑)。 営業の仕事の中心は、お客様である出版社を訪問し、編集の方と書籍や雑誌のデータ制作・製版・印刷・納品までの進行スケジュールを打ち合わせ、進行管理支援をしていくことです。 編集の方のお役に立ちそうな情報を日々提供することも重要なので、普段から情報収集は欠かせません。社内で出版業界に関連するニュースや記事が毎日配信される環境も整っているので外出前には必ずチェックしています。

営業という仕事の醍醐味はなかなか一言では表現できませんが、編集の方には個性的な方が多く情報が豊富なので、話していて本当に刺激になりますし、一緒に仕事をしていると自分がどんどん成長していけるような気がします。また、出版社を訪問していると有名な作家さんにご挨拶ができることもあり、役得ですね。 そして営業の醍醐味はなんと言っても「受注」ですよね。今までコツコツと提案し続けてきたことや、人脈づくりを行ってきた結果、ポイントポイントで上司と同行して訪問し続けた努力の積み重ねが成果として目に見える瞬間ですから。

大変なことももちろんあります。進行管理している原稿が諸事情で遅れてしまったり、急な原稿の差し替えがあったりで、納期に間に合うだろうかとヒヤヒヤすることもあります。その都度、スケジュールを組み直して、関連部署に依頼に行くなどの交渉・折衝が必要となります。一方で、なかなかハードでボリュームのある仕事がようやく最終校了までたどり着いたときなどは、達成感も大きいですね。編集の方と一緒にゴールまでたどり着いたような一体感も感じます。

納得すれば人は動いてくれる

営業である以上、お客様のニーズにいかに応えるかというスタンスで仕事に取り組むことは非常に重要なことです。そのため難易度の高い要望であっても、できる限り対応できるよう努力しています。難しい内容の案件の場合、データ制作の現場からは「そんな無茶なことを言われても困るよ」と営業へ連絡が来ることもあります。現場には現場の言い分があり、かつて現場にいた自分から見ればその言い分もわからないでもないです。

それでも「やっていかなきゃいけない」場面もあるんですよね。しかし、相手も人間ですので、納得しなければなかなか動いてくれません。そんなときは業務の背景をできるだけ丁寧に説明するようにしています。なぜこういうことになったのか、お客様は何を求めているのかできるだけ詳細に説明します。すると、「なるほどね」「それはやむを得ないね」と理解してくれます。それからは、どうすればボトルネックを解決できるかを考えてアイディアを出し合います。難しいと思っていた業務が「それならできそうだ! 何とかなる!」に変わるときは、楽しくなりますね。そうやって話しているうちに、制作メンバーと前以上に仲良くなっている、ということも多いです。

マネージャーとして、部下への気配りにも注意しています。日報をチェックして、困っていることや何か悩んでいる様子があると声をかけるようにしています。グチを言いたいときってあるんですよね。食事や飲みに誘って「何か説教してやろう!」というスタンスではなく、まずは「相手の立場になりしっかり聞く」ことを心がけます。溜め込まずに誰かに言ってしまえば、ただそれだけでスッキリするということってあります。

求める人材

基本的に、経験は不問です。業界の知識が必ずしも重要なわけではないと思っています。しかし、スキルの不足について「学ぶ意識のある人」、ここは重要なポイントです。そして、心身ともに健康であることと、素直な心を持つことですね。間違ったときには「ごめんなさい」と素直に言えることはとても大切です。